宝石の鑑別と鑑定のちがいとは [宝石の性質]

宝石の鑑別と鑑定では、その目的もちがえば方法もちがいます。



鑑別とは、その宝石の持つ化学的・物理的性質を検査することによって、種類は何であるのか、 天然石なのかどうか、人工的な処理はされているかどうか、を識別する事です。



大雑把に言えば ニセモノとホンモノを区別する検査が鑑別です。



それに対して、鑑定はダイヤモンドにのみに関係します。



それがダイヤモンドであると証明されたら、そのダイヤモンドの評価を、キズの有無(クラリティ)、色の等級(カラー)、プロポーションの減点(カット)及びその石の重量(カラット)等について詳しく検査することによって、等級づけします。



そのダイヤモンドがどの程度良いもなのかを知る、それが鑑定です。



だからこれは価格に対する重要な目安にもなるのです。



鑑別も鑑定も、鑑別鑑定士のライセンスをもった者が行い、そして鑑別は鑑別書として、鑑定は鑑定書として発行されます。



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