なぜ純金を合金にするのか? [金の性質]
金は化学的に安定した金属で柔らかくて加工しやすいのが特徴ですが、逆に、ジュエリーなどの製品にするには柔らかすぎて型崩れしやすく、傷がつきやすいなどの問題が起こります。
繊細な細工を必要とするアクセサリーなどでは、かなり困った問題です。
そのうえ身に着けるという性格上、美しいだけではなく耐久性も求められます。
しかしそういう問題も、金は他の金属と混ぜやすいという特性を生かし、他の硬い金属を加えて、合金にすることでその欠点を解決し、さらに色が変わるなどの美しい効果も発揮されます。
24金や18金とか言いますが、金は24分率で表示するので、金がどの割合で混ぜられているのかを表示しています。
24金というのは混ぜ物の無い金、つまり純金です。
「18金」は日本で最も一般的で、配合率は金が75%、それ以外の金属が25%を含む金の合金です。
そして、その「18金」のうちの25%にあたる金属のことを割り金といいます。
2012-05-02 09:46
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