アメシストの語源 [宝石の歴史]


アメシストの名前は、ギリシャ語の「アメチュストス」が語源と言われ、赤ぶどう酒の意味をもちます。



紫色に意味があり古代には神聖な力を持つ宝石とされてきました。



ギリシャ神話の中では「豊穣の神」「酒の神・ディオニス」の石、ローマ神話の中では「酒の神・バッカス」の石として語られています。



バッカスに愛された妖精アメシストはダイアナの嫉妬を受け、石に変えられた。バッカスは嘆き悲しみ、石になった妖精に赤ワインを注いだ。



石は瞬く間に紫色に輝く宝石に変わった、という物語。



以来、美しい紫の宝石をアメシストと呼ぶようになりました。



ギリシャやローマの時代に共通するアメシストの物語です。



現在でも、ローマのバチカン博物館の美術品中に、紫水晶で作られた聖杯や器、聖職者の為の献上品として多く見る事ができます。



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