宝石の張り合わせ石とは? [宝石の価値]

張り合わせ石とは、二つか三つの石を組み合わた石の事です。



二つの石を組み合わせをダブレット、三つの石を組み合わせをトリプレットと云います。



ダブレットが主流ですが、色々なタイプの組合せがあり、上にオパール、下にもオパールを張り合わせるものがあります。



組合せの理由は、オパールは薄い板状のものとしてよく産出し、独特の光が取り柄の宝石です。



けれどあまり薄すぎると、うまく輝いてくれません。



そこでオパールを張り合わせて厚みを出し輝かせるというのです。



また、上にオパール、下にオニキスや黒色ガラスを張り合わせるというものもあり、目的は同じく輝かせる為です。



他には、ダイヤモンド・ダブレットと呼ばれるもので、上に天然のダイヤモンド、下に無色の合成石や水晶やガラスを張り合わせ、見た目はホンモノに見えてしまう場合もあります。



しかし、これらは石を横から見てみると張り合わされた接合部分が見えます。



石は上からだけでなく必ず横からも見るという癖をつけておくといいでしょう。



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