金の産出国 [金の産地]
現在、金はどの国からの供給が多いのでしょう。
最も産出量が多い国は南アフリカです。
南アフリカは地下資源が豊富で、金はもちろんダイヤモンドやその他の地下資源の多い事で有名です。
金の鉱石にはその何百倍という銀や銅が含まれているのが普通で、こうした金属も高い産出量を誇っています。
南アフリカは実に産出量1000トン、シェア7割を占めていましたが、その産出量は年々減り現在ではピーク時の4分の1とも言われています。
そして、100年以上も世界トップの南アフリカですが、今その王座を中国が奪おうとしています。
世界の金の鉱山産出量は2471.1トン。
しかし、南アフリカの資源は枯れかかっているため産出量が急落。
中国は産出量247.2トンで世界第3位。
長い間、金の3大産出量だった南アフリカ、アメリカ、オーストラリアが産出量を減らす中、この10年で70%も伸ばしている中国は、ついに産出量300トンを超え南アフリカを抜いて世界第1位に躍り出る見通しだそうです。