ダイヤモンドは宝石の中の王様 [ダイヤモンドの歴史]


古代インドから、中東諸国を経由してギリシャやローマに陸路運ばれていた不思議の石アダマス



その後、海を経由して現在のイタリアのベネチアなの港町と貿易されるようになりました。

インドの原石の形のままか、ダイヤモンド同士をこすり合わせて表面を少し磨いたものでした。



一部の王様たちのものであったようです。

今から約600年前、ブルージュにベルケムという宝石の研磨職人がいました。

ベルケムは1475年頃、ダイヤモンドを細かく砕いた粉末でダイヤモンドを磨く方法を考案したと信じられています。



原石の形を生かした、ポイントカットやテーブルカット、ローズカットの登場でダイヤモンドは輝き始めました。ダイヤモンド特有の輝きが生まれたのです。



この時、ダイヤモンドルビーサファイヤの色の美しさを超越し、どんな宝石よりも強くて美しい「宝石の中の王様」と言われるようになったのです。



ダイヤモンドの美しさの秘密 [ダイヤモンドの性質]

ダイヤモンドは、彗星とともに宇宙からやってきて地球上の生命の源になった「炭素」という安定した一つの種類の原子同士がたくさん結びついた結果、生まれました。



この特殊な物体は、密度や屈折率の特別の石として成長します。



重くて特別に硬かったり、光がはね返されて特別に通過しにくくなったりする現象です。



屈折率が大きいと、石の表面はガラスと同じように見えますが、光は極端にはね返される量がとても多くなります。



これが「ダイヤモンド光沢」といわれる現象です。



中に入った光は、内部で跳ね返って外に出る事になります。



すると、外では無色透明で白かった光が、赤紫、青、緑、オレンジ、赤のように、光のスペクトルとなって戻ります。



ダイヤモンド用語で「ファイヤー」と呼ばれる最も美しい現象です。



もって生まれた美しい色を持つ事が価値となる、ルビーサファイヤエメラルドなどの宝石たち。



でも、ダイヤモンドは無色透明で、原石が純粋であればあるほど尊ばれます。



まさに「光の宝石」だからです。



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