ゴールドフィンガーとは [金の歴史]


ゴールドフィンガーとは、世界一金が集まっている所です。



そこは、米国ケンッタキー州にある「フォートノックス」です。



ここには米連邦準備銀行が保有している金や世界各国の政府から預かった金が集められていると信じられています。



フォートノックス金の保管所ができたのは1936年、フランクリン・ルーズベルト大統領の時で、以来、世界から安全を求めて続々と金が集まりました。



世界の金の半分が集まったと伝えられています。



1974年に報道陣に公開され、当時は1200トンの金塊が保管されていそうです。



007シリーズの「ゴールドフィンガー」では、原爆を爆発させて金を放射能で汚染させて使い物にならなくして、価格をつり上げようという陰謀が画されました。



ただ、残念ながらそうはいかないようです。



著名な金の研究家アンディ・スミス氏は「金はニューヨークの米連邦銀行地下の大金庫にあり、48時間前に申し出ればだれで見学できる」といっています。



さて、どちらが本当なのでしょうか。



佐渡の金山 [金の歴史]


「草木もなびく」と歌われた佐渡ヶ島。



佐渡へ草木をなびかせたのがこの島が産出した金でした。



関ヶ原の戦いの翌年1601年に発見され、江戸時代に産出量が急増。



佐渡といえば金山、金山といえば佐渡」と言う程に日本を代表する鉱山になりました。



幕府は慶長小判をはじめ各種の小判を鋳造しましたが、小判の鋳造には佐渡の金が大きな役割を果たしました。



ただ、生産には大変な犠牲が払われ、金を掘る時に大量の水が湧き出し、その水を汲み出すのが重労働でした。



これには諸国で罪を犯して佐渡に送られた人々が当たりましたが、環境が極めて悪く約3年しか生きられなっかたそうです。



「佐渡は生き地獄」と恐れられ、佐渡を脱出する「島抜け」は死罪だったにも関わらず脱出を図った人が跡を断たなかったそうです。



しかし成功の記録はほとんど残っていません。



江戸時代にこの島で産出した金の量は不明で、一説には約80トンとも言われています。



その約3分の1が運上金として、幕府に納められたとの事です。



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