紫色のもつ意味とアメシスト [宝石の歴史]


アメシストの紫という色は、古来、神聖な色として洋の東西を問わず重要に考えられてきました。



神々や聖職者の色として、キリスト教では司教の衣裳、仏教では高僧の衣に用いられます。



日本では、朝廷が独占した時代もありました。



紫が高貴な色であった事が、アメシストを高貴な宝石に高めた理由です。



特にキリスト教では、ワインがキリストの血の象徴であった事から、東洋以上に霊石としての価値を持ちました。



宝石は古代から、色において価値を求められました。



教会の宝物や、博物館の「カラーストーン」たち。



ダイヤモンドの登場で、その地位は取って代わられた感がありますが、アメシストの物語によって、古代の人々は宝石の色に何を求めていたかが分かります。



ギリシャやローマの神話に宝石物語を通じて、人々の自然の石に抱いた神秘性に思いを巡らす事ができます。



アメシストは宝石の色の原点だと言えるかもしれません。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

アメシストの語源金閣寺の総費用額 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。